映画格付け 北野武監督作品 推薦作品ランキング

 「北野武監督作品」に関して、私が個人的に面白いと感じた順位・ランキングです(笑)。
 無理やりに順位を付けるとしたら…という前提のもとでの「格付け」なので、最下位だからといってツマラナイというものではありません。
 いずれにしても、ネタバレに関する記述には十分ご注意くださいね。

第7位 座頭市

座頭市

公開年月日:2003年09月06日
鑑賞年月日:2016年05月19日

 私が7番目に見た「北野武監督作品」です。監督・脚本・編集ともに北野武(ビートたけし)であり、ビートたけしは主役を演じています。
 115分程度の映画で、シンプルなストーリーでした。面白かったのですが、他の映画がもっと面白く感じているので、この順位です。

第6位 3-4x10月

3-4x10月

公開年月日:1990年09月15日
鑑賞年月日:2016年05月13日

 私が6番目に見た「北野武監督作品(第2作)」です。監督・脚本ともに北野武(ビートたけし)であり、ビートたけしの役どころは、組の構成員のうちの一人です。ただし、主役ではありません。
 映画の長さは1時間30分程度で、「ソナチネ(Sonatine)」よりもシンプルなストーリーの作品だと思いました。
 もちろん、この「3-4x10月」も面白かったのですが、私としては、「ソナチネ(Sonatine)」や「BROTHER(ブラザー)」等のほうがより面白く感じられたので、単純に比較することはできませんが、総合的に、この順位としました。異なるジャンルの作品を一律に順位付けるのは難しいのですが、なんとなく、「ソナチネ(Sonatine)」と同順位くらいの感覚でもあります。
 この作品で、特に気になった役者は、若かりし日の石田ゆり子、豊川悦司でしたね。まさに青春という感じです。また、たけし軍団の人もたくさん出演していました。ビートたけしも含めて、みんな本当に若い。

(更新年月日:2016.5.13)

第5位 ソナチネ(Sonatine)

ソナチネ

公開年月日:1993年06月05日
鑑賞年月日:2016年05月08日

 私が5番目に見た「北野武監督作品(第4作)」です。監督・脚本・編集・主演ともに北野武(ビートたけし)であり、ビートたけしの役どころは、組長です。
 映画の長さは1時間30分程度で、シンプルなストーリーで面白かったですよ。ただ、「アウトレイジシリーズ」ほどの複雑性はありませんでした。アレは複雑過ぎますが、コレはわかり易い物語だと思います。また、2時間程度もある「BROTHER(ブラザー)」と比べてもシンプルだと思いましたね。
 物語は、組同士の抗争を描いています。そこには裏切りもあります。
 途中、個人的には退屈に感じられるシーンも少なからずありましたが、ロシアンルーレット、紙相撲、落とし穴の場面等、笑いの場面もありの映画なのかなとも思います。個人的には、寺島進と勝村政信が沖縄の突然の雨でシャンプーするシーンが微笑ましく感じられ、印象に残りました。
 エレベーター内での殺し合いのシーンは「アウトレイジ ビヨンド」にもありましたが、この「ソナチネ」では過激です。
 なんとなく気になった役者は、映画の中でビートたけしに寄り添っていた国舞亜矢という女優ですが、女優としての活動がほとんどみられない人のようですね。また、どこか見覚えのある顔だな〜と思ったら、「龍三と七人の子分たち」にも出演している若かりし頃の勝村政信でした。

(更新年月日:2016.5.13)

第4位 BROTHER(ブラザー)

BROTHER

公開年月日:2001年01月27日
鑑賞年月日:2016年04月24日

 私が4番目に見た「北野武監督作品」です。脚本・監督・主演ともに北野武(ビートたけし)であり、ビートたけしの役どころは、「アニキ」です(笑)。
 結構長いです(笑)。2時間程度あります。外国人がイッパイ出てきますが、ビートたけしは英語が分からない役を演じています(ただし、「ファッキンジャップ」くらいわかるよバカヤロー(笑)。)。
 常に死と隣り合わせの状況が描かれています。安心できるときがほとんどありません。生きている気がしないように思います(笑)。
 物語は、男同士の「兄弟(ブラザー)」のあり方に焦点を当てつつ、組織の栄枯盛衰が描かれていたように感じます。ついでに言うと、女同士の「姉妹」には存在しない何かを考えさせられます。
 少しネタバレになりますが、私はこの作品はハッピーエンドだとは思いませんでした。全体的には、とことんバッドエンドな作品ではないかと私は感じました。とはいえ、個別の人間同士のつながりについては希望が見えるところもあるのではないかとも思います。よくよく考えてみると、絶妙なバランスがあるように思いました。これが、海外にはない「日本らしさ」なのでしょうか。
 気になった役者ではありませんが、真木蔵人がなんとなく弱々しい役を演じています。
 

(更新年月日:2016.5.13)

第3位 アウトレイジ(OUTRAGE)

アウトレイジ

公開年月日:2010年06月12日
鑑賞年月日:2016年03月01日

 私が生まれて初めて見た(1番目に見た)「北野武監督作品」であり、監督・脚本・編集ともに北野武です(出演者でもあります。)。ビートたけしの役どころは、組長です。
 私がこの映画を見たきっかけは、これを見たゾという友人(女性)の話を聞いたことです。その友人に影響されて、最近になって私も見てみたのです(気分転換に。)。その友人は、父の影響で見てしまった…と言っていました。時を同じくする頃、また全く別の友人(男性)も、この映画を見たと言っていました。2人とも、面白かった!と言っていたので、私もついつい真似してしまったのです(笑)。今更ですが。
 結果、とても面白かったです。退屈な場面がありません。
 個人的に印象に残ったシーンの一つは、中野英雄若頭が謝罪のために、ビートたけし組長の組事務所を訪れるところです。この場面は何度も見てしまいました。テンポ感が良かった。
 気になった役者は、椎名桔平、中野英雄です。メチャクチャかっこ良かったですね。この映画を見る日まで、椎名桔平という役者には全く興味がありませんでしたが、かなりカッコ良く見えてしまいました。また、中野英雄という役者は全く知りませんでしたが、コレを見て気になりました。
 この映画「アウトレイジ1」の結末は、続き(続編)を思わせる終わり方だったので、早速、その先が気になってしまい、コレを見た翌日、続編「アウトレイジ ビヨンド(アウトレイジ2)」をレンタルしてしまったのです(笑)。今更の鑑賞だったので、既に旧作になっていましたし(笑)。
 なお、この作品「アウトレイジ」が、私が初めて見た「北野武監督作品」なので、この個人的なランキングの作成に当たっては、コレが格付けの基準(標準)になっています(結果的に。)。この「アウトレイジ」と総合的に比較して、上か下か、というランキングになるのではないかと思います。

(更新年月日:2016.5.13)

第2位 アウトレイジ ビヨンド(OUTRAGE BEYOND)

アウトレイジ ビヨンド (ブルーレイディスク) アウトレイジ ビヨンド

公開年月日:2012年10月06日
鑑賞年月日:2016年03月02日

 この「アウトレイジ ビヨンド」は、「アウトレイジ」に続いて、私が2番目に見た「北野武監督作品」であり、監督・脚本・編集ともに北野武です(出演者でもあります。)。ビートたけしの役は、前作「アウトレイジ」と同じです。
 前作を見た後、気になって、すぐに見てしまいました(もちろん気分転換に。)。
 まだ見たことのない人は、やっぱり、順番に見るのが良いと思います。出演者・役どころが非常に多く、人間関係とか、その人間が所属する組織の関係とかが、色々と複雑に絡み合っているので、順番に見たほうがわかりやすいかな〜と思います。「アウトレイジシリーズ」の1作目・2作目ともに、同じ役どころで出演している役者もいますので、相当の連続性がある作品です。
 物語の内容は、基本的には組同士の抗争ですが、その内部の人間関係が複雑であり、面白いところだと思います。
 この作品をみて考えさせられたことは、組織・団体は、表向きは敵対関係にあっても、その中の人間の個人間の関係は繋がり合っている場合もあるというのは現実にも十分あり得るのかな〜ということです。当たり前といえば当たり前なのでしょうが。
 例えば、個人的にパッと思い浮かんだのは、現実に存在する菅沼光弘(元公安調査官)と、ある組織のナンバー2との関係だったり…、もっと言うと日米同盟とかいう日米の関係だったりと…。ただし、日米同盟の場合は、表向きは友好関係でありながらも、実質は敵対関係なんじゃないの?という逆のパターンではあります(なんというか、「UKUSA協定」とか「エシュロン」とか、詳細は良く分からないのですが、何かを疑いたくなるような情報もあるようです。)。
 いずれにしても、考えさせられますよねぇ…。
 この作品では、人それぞれの思惑が相手に気付かれているのかどうかにかかわらず、それぞれの思惑のもとに、お互いの真意の探り合いや駆け引き等がありつつ物語が進行していきますが、そういった個々人のミクロ的な行動を私たち映画の視聴者がマクロ的な観点から俯瞰しているという感じがありました。この映画に限りませんが。
 こうして鳥の目で全体像を眺められるのは、私たち視聴者のみのはずなのですが、そんな中、主演を務めるビートたけし(北野武)だけが、全体像を把握しているかのような行動を取っている気がしました。裏の裏の裏の裏…は、もはや表か裏か分からなくなりますが、ビートたけしだけが、相手の真意や行動の全てを見透かしているかのように渡り歩いているという感じです。とにかく複雑で、よくこんなストーリーを描けるなぁ〜と興味深いです。さすが北野武と思います。
 この作品の中で、特に印象に残った役者は、西田敏行(花菱会若頭)、三浦友和(山王会二代目会長)の2人です。凄くイイ味が出てました(笑)。こういった役どころによって、同じ人のイメージがこんなにも変わってしまうなんて、映画っておそろしいですよねぇ…(意味深長)。

(更新年月日:2016.5.13)

第1位 龍三と七人の子分たち

龍三と七人の子分たち

公開年月日:2015年04月25日
鑑賞年月日:2016年04月21日

 私が3番目に見た「北野武監督作品」です。監督・脚本・編集ともに北野武です。ビートたけしも出演していますが、主演ではなく、あまり登場せず、「アウトレイジシリーズ」と打って変わって、マル暴の刑事の役を務めています。
 早速、作品の面白さはと言うと、ズバリ面白かったです。これはジャンル的には、コメディー映画なんでしょうかね。肩の力を抜いて見られます。
 思ったんですが、「北野武監督作品」はハズレがないということですねー(今のところ。)。
 物語は、昔ながらの義理と人情の組織「一龍会」と、最近のグレーゾーンの組織「京浜連合」との抗争が描かれています。「一龍会」の親分は、「義理も人情もありゃしねぇよまったく」と嘆いていました。
 見どころは、やはり「一龍会(おじいちゃん)」と「京浜連合(最近の若者)」との抗争ですね。最後のバスの暴走シーンは結構な迫力です。
 最後の結末は、ウルッとしてしまいました。私は、「ホーム・アローン」という映画の1作目と2作目は好きな作品なのですが、この作品の中の泥棒の2人が逮捕される最後のシーンを思い出してしまいました。なんとなく似ているような…そんな気が個人的にしたのです。
 ネタバレになりますが、この「龍三と七人の子分たち」では、最後は喧嘩両成敗という結末を迎えてしまいます。それは当然の結果なのかも知れませんが、なんとなく、「一龍会」のおじいちゃんたちを応援したくなり、その視点で見ていました。おじいちゃんたちの行動に正義があるように感じたからです。
 最後はビートたけし(刑事)が、「ハイ!そこまで!全員逮捕!」と言って、両組織の幹部級の全員が逮捕されますが、その際に、「京浜連合」のボスがビートたけし(刑事)にぶん殴られるんですね。この場面がスッキリするんですよね。なんとなく安心できたのです。良かったなぁ〜と。
 気になった役者は、主人公の藤竜也も気になりましたが、私としては、若頭の役の近藤正臣というおじいちゃんです。かっこよかったです。
 ということで、純粋に面白い作品(コメディー映画)だと思うので、私は強くオススメしたい作品です。

(更新年月日:2016.5.13)

コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL